放送内容
2016/10/4(火)夜9時54分放送「#22~森ほたる~」
『森ほたる』 遠州の小京都・森町。 街道の宿場町として面影を残す風情ある町並みを照らすやさしい灯り。 森町の夏の風物詩「森ほたる」 過疎化が進む町の活性化をはかろうと地元の有志が中心となり10年前にスタートした森ほたる。 実行委員長の大沼敏さんは「スローガンは、町に人に心にあかりを灯したい。温かみのあるようなやわらかいあかりを灯すことで自然と人がその前に集まってくるような…」 今では地元住民にとど...[続きを読む]
2016/9/20(火)夜10時54分放送「#21~梅ヶ島神田神楽(しんでんかぐら)~」
『梅ヶ島新田神楽(しんでんかぐら)』 150年を越える歴史を今に伝える「梅ヶ島新田神楽」 この伝統芸能が伝わるのが金山と温泉の町で知られる梅ヶ島。 毎年3月に行われる地元の氏神、稲荷神社の初午祭(はつうまさい)。 そこで奉納される梅ヶ島の神楽は三日三晩かけて多種多彩な舞が披露される。 神楽の保存と伝承に努める大村岳直さんは「正月は帰ってこなくても初午祭だけは帰って来いよと…。」 しかし近年、若者の...[続きを読む]
2016/9/13(火)夜10時54分放送「#20~ミナミマグロPR委員会~」
『ミナミマグロPR委員会』 焼津漁港。大型クレーンで水揚げされるミナミマグロは、ケープタウン沖など南半球で獲られたものだ。 焼津で水揚げされるミナミマグロは年間2000トン。 焼津でマグロといえばミナミマグロ。焼津は全国に先駆け未開の地、南半球でのミナミマグロ漁を切り開いてきた。 冷凍技術の発展もあり、ミナミマグロ主体の操業体制も確立、より高品質のマグロの提供が可能に。 しかし…。2007年天然ミ...[続きを読む]
2016/9/6(火)夜10時54分放送「#19~戸田塩の会~」
『戸田塩(へだしお)の会』 沼津市戸田。多くの観光客で賑わう海水浴場のそばで作られているのは伝統の塩、戸田塩。 この塩は、1500年位前、安康(あんこう)天皇が病気の治療のため使ったことが古文書の中に残っていて、それを元にして町おこしのために作り始めたという。 戸田塩の会、副理事長の中村多恵子さんは「最初は塩の作り方がわからず、昔作っていた長老の方を訪ねて、話を聞いたり、全国を飛び回って勉強してき...[続きを読む]
2016/8/30(火)夜9時54分放送「#18~浦川(うらかわ)歌舞伎保存会~」
『浦川(うらかわ)歌舞伎』 愛知県との県境、天竜区佐久間町浦川地区。人口1500人。 この町に150年受け継がれている歌舞伎がある。それが浦川歌舞伎。 舞台に上がるのは地元、浦川の人々。その中心となるのが浦川歌舞伎保存会。 会長の廣野勝也さんは自らも演じている。 「この歌舞伎が無くなれば、この町も無くなるという考えでいる」 この伝統が過疎が進む町の活力になれば…。 その思いを継ぐのが浦川小学校の6...[続きを読む]