静岡の伝統工芸品、静岡挽物。今では、数少なくなった若き匠の挑戦。 百瀬聡文さん「なくてはならない存在だと思っているんです。挽物ってのが。」 木材をろくろなどで挽く、挽物。 「円くする道具っていうか、刃物があるんですけど、そういったものを自分で一から鍛冶屋で鋼とかハイスとかをこう叩いて作るんですよね。何でも一からやるってところがすごく、興味深くて、魅力的でしたね。」 真摯に挽物に向き合う中で、昨年、...[続きを読む]

天竜二俣のレトロな商店街にあるジーンズショップ、スパイラル。この地で18年。 福澤郁子店長「今の時代ってなんでも調べられるので、自分たちがこれはいいって思ったものを置いておけば、絶対探してくれる人がいる。」 いいと思ったものをとことん追ってきた。害獣として狩猟された天竜野生獣の皮を使った皮革ブランド「スパイラルダンス」は、その最たるもの。 「本当に最初は、ちょっと奥にあったcafeなんですけど、そ...[続きを読む]

「用宗だったら、出来るんじゃないかと思いました。」 JR東海道線で静岡駅から二駅。小さな漁師町、用宗。 CSA不動産小島孝仁社長「静岡駅からすぐ近くにありながら、本当に昭和初期のまま残っている町。そこに、海水浴場もあり、港もある。ちょうど歩いてですね、どこにでもいけるコンパクトなサイズ、その中に違う風景がある。これも、なかなか他にはない用宗の魅力だと思います。」 どこか、時代から取り残されたような...[続きを読む]

古くから織物業がさかんな磐田市・福田地区。特に、独特の光沢が美しい「別珍」と多様な畝を持つ「コーデュロイ」の生産は国内唯一の産地として名高い。 しかし近年ある問題に直面している。磐田市のコーデュロイハウスは、別珍・コーデュロイをはじめ、福田地区で織られた生地や手作り品を販売、地元産織物の「発信の場」。手芸をやる女性をに喜ばれている。中でも、麻織物の「リネン」は色や柄のバリエーションが豊富で人気。 ...[続きを読む]

県内唯一のおもちゃ花火メーカー島田市にある井上玩具煙火。創業から100年、高い技術力で、品質が良くユニークな独自製品を次々と生み出してきた。 代表取締役・井上吉勝さん「高度成長期とともに売り上げを伸ばして、国内外に商品を展開して参りました。しかし、中国から安価なおもちゃ花火が入ってきまして、大変厳しい状況になりました。そんな中、わが社の国産花火の良さを島田から世界へ伝えたいという思いがありました。...[続きを読む]