2021/9/7（火）夜9時54分放送「＃254 吉田町・地域おこし協力隊」

吉田町にある小山城。その駐車場にあるトレーラーハウスでカフェを運営する江原駿介さん。

実は江原さんは吉田町が地元ではない。
「愛知県の安城市出身です。地域おこし協力隊の制度を活用して吉田町に移住して来ました。」

地域おこし協力隊は過疎化などが進む自治体が地域外の人材を受け入れ地域活動を行ってもらい、その地方への定住や地域力の強化などを図る制度。

「海のある街に移住したくて吉田町に一度来てみたんですけど、そこで出会った人たちが温かくてこの町で地域おこし協力隊の活動をしたいと思って選びました。」

江原さんは隊員として町内のイベントに参加したり町の魅力をSNSで発信してきた。

今年5月、町の出資でトレーラーハウスがオープン。江原さんはその企画から携わり、運営も任されている。

「海がある街でカフェを開きたかったし、吉田町には今までにないような場所にもなってすごく町民の方たちにも喜んでもらっている。」

ここは江原さんが入れるコーヒーやバナナジュースが楽しめるカフェと町内にあるお店の焼き菓子やアクセサリーなどを委託販売するアンテナショップとなっている。

「何か新しく始めたいという方たちのスタートの場所だったり、吉田町の人たちがどんな取り組みをしているのかというのを発信し続けたい。」そんな江原さんが考えるネクストとは…

「吉田町は常に賑わっている場所が少ないんですね。自分のお店も吉田町で常に賑わっている場所、集まる場所にしていきたいと思ってます。」