放送内容
2020/6/16（火）夜10時54分放送「#196～おとなりさんち～」
浜松市南区卸本町。繊維業を営む会社が軒を連ねる問屋の街だ。
そこにいま、異彩を放つ若き経営者がいる。川嶋基史さん36歳。ギフト商品を扱う「秀商」の三代目。そんな彼が、なぜ野菜を路上販売しているのか。
「この街に人を呼びたい。東京で食べたカブがおいしくて感動した。それが浜松産だった。こういった美味しい野菜を東京に持っていくのではなく、地元で販売したい。」
そこで彼がこだわりの農家に声をかけ、結成したのが「おとなりさんち」。現在４０名、若き野菜作りのプロ集団だ。
店頭には彼らが手塩にかけ、育てた新鮮な野菜が並ぶ。
「やっぱり最初にかじった時のインパクト。この人の野菜はすごいという野菜を厳選しています。」
大学で土壌微生物学を専攻。農業の知識も、川嶋さんの強みだ。
「楽器、うなぎ、おとなりさんち…浜松のみなさんに認知をして頂いて、僕たちを全国に送りだしていただきたい」