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放送内容

2019/7/16(火)夜9時54分放送「#154~地元木材で森と人を結ぶ~」

浜松市、佐鳴湖畔に佇む「キシル」。緑に囲まれた気持ちのいい空間に並ぶのは、木のぬくもりを感じる学習机。 キシル社長・渥美慎太郎さん「ここにある学習机は、浜松の天竜の木を使っています。浜松の木はすばらしい力を持っていると思っていて、すごくいい家具に生まれ変わることができる素材なんです。」 創業当時、家具に適した木材を探すため日本全国の山を視察して回った。 「それぞれ特色が地方によってあるんですが、そ...[続きを読む]

2019/7/9(火)夜10時54分放送「#153~茶文字の里東山~」

掛川市東山地区で茶業を営む田中鉄男さん。 「昔から茶草を刈って、それを畑に入れて、土づくりをしながらお茶を作っています。」 東山地区は、世界農業遺産に選ばれた茶草場農法が盛んな地域。この農法は、里山の生物多様性が維持でき、絶滅危惧種植物の自生にもつながっている。 「あれは茶文字なんですね。昭和7年に、地区の人が村をあげて作った。昔からまとまりのある地域性がありますね。」 地域を盛り上げようという意...[続きを読む]

2019/7/2(火)夜10時54分放送「#152~浅羽おっかさの会~」

袋井市浅羽で開かれた会合であるものが販売されていた。 「これが私たちが考えたおまんじゅうとどらやきです」 袋井市旧浅羽町で活動する「浅羽おっかさの会」の皆さん。普段は自営業などを行うお母さんたちだ。2005年、袋井市と合併した浅羽町。彼女たちは浅羽の名前が消えてしまう事に強い喪失感があった。 「本当に浅羽が無くなるって辛いと思いましたね。何か残したいって浅羽という文字を残したいっていうのは強く感じ...[続きを読む]

2019/6/25(火)夜10時54分放送「#151~湧水池を守り後世につなぐ~」

磐田市西貝塚。ここにちょっと変わった形の池がある。 周囲約150m、水深は一番深い所で約6mの「ひょうたん池」。透き通る水があふれ、さまざまな生きものが生息している湧水池。かつて、この辺りは水田地帯で、ひょうたん池を含め4つの池があり、米作りの水源になっていた。昭和40年代の土地改良により、他の3つの池は埋め立てられたが、ひょうたん池だけが残された。 「ひょうたん池自然を考えよう会」金原和義さん ...[続きを読む]

2019/6/11(火)夜9時54分放送「#150~テーラートミヤ~」

涼しげなシャツに身を通した職員たち。島田市役所では、クールビスが始まっている。シャツの襟元には、着物の「帯」。このシャツはいったい・・・? 島田と藤枝に2店舗かまえる制服専門店、テーラートミヤ。江戸時代に、宿場町・島田で旅籠として創業したトミヤが注文紳士服店へ転業したのは104年前。 いま、その仕立ての技術は学生服にのみ、いかされている訳ではない。 冨岡晴子さん「閑散期にこういう縫製の技術をいかし...[続きを読む]