2022/5/31（火）夜9時54分放送「＃290 川根本町お茶染め実行委員会」

お茶のまち川根本町で一昨年、地元の茶葉を使った新たなブランド・川根茶染が生まれた。
普及に努めているのは川根本町お茶染め実行委員会。

川根茶染は、お茶を作る工程で製品にならない茶葉を使い、最後は肥料にして自然に返すため地球に優しい。

この地域にお茶染めを根付かせるため行ったのは、川根本町の未来を担う子どもたちとのコラボレーション。

会長の西條和子さん「子どもたちに『オリジナルな川根本町の自慢できるデザインを考えて。』と説明をしながら1年かけて教育機関と一緒に進めていきました。子ども97人の想い。その想いを全部入れたのがロゴの完成だったんです。」

さらに商品開発には地元の川根高校の生徒が携わっている。
「5人の生徒さんが一緒になって自分たちで考えてくれてました。」皆で作り上げた手ぬぐいは今年1月から、川根本町のふるさと納税の返礼品にもなっている。

「（事業として非製品の）お茶葉を使いながら染めていくっていうのは日本中のお茶業界にないんだそうです。それをやることによって観光立国として見学者を誘致し、そして商品を発信していく。それを大事にやっていきたいです。」