放送内容
2020/12/1(火)夜10時54分放送「#219~かつ農園~」
うなぎの養殖で有名な吉田町川尻。この場所で、新たなブランドを目指し挑戦している男性がいる。大石勝義さん60歳。
「これが、えごまです。この中に種が入っています。それを油に搾って、えごま油にします。えごま油は、健康に良い食用油です。一日小さじ一杯摂取することで血液がサラサラになったり、肌が潤ったり、そういう効果が期待できる健康食品です。」
大石さんは、吉田町川尻出身。21歳で、地元の化学工場に就職。それからはその仕事一筋。定年まであと1年を迎えた、おととし会社を早期退職した。
「70歳を過ぎても自分の好きな仕事を楽しく仕事していたいなと。えごま油だったら6次化産業、栽培から販売までできると、入口から出口まで見えたらもっと仕事も楽しいんじゃないかと。マグロと一緒で暇なのはダメなんですよ。ずっと動いていた方が楽しい。」
早期退職する5年ほど前から耕作放棄地などを借り、試験的に栽培を始めていた大石さん。家族の反応は?
(妻 いずみさん)「今から農家というのは、私は考えられなかったので、びっくりしましたね。できれば止めてほしいと思いました。やって良かったなと思います。二人で会話しながら仕事するのもいいなって。」
退職して初めて迎えた、去年の収穫。大石さんのえごま油は、なんと大好評!吉田町のふるさと納税の返礼品にも採用された。始まったばかりの大石さんの挑戦!今後の目標は?
「吉田町の特産品である、うなぎや他の海産物などとコラボして新商品を開発して、販売できたらいいなというふうには思っています。」
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1102335