放送内容
2020/3/3（火）夜10時54分放送「#186～若手農家が静岡茶の魅力を発信～」
木のぬくもりを感じる空間でお茶を頂く。ここは、静岡市清水区。興津川の上流に位置するお茶の名産地両河内。カフェは茶工場に併設され、独特な雰囲気を醸し出している。
北條広樹さん「やっぱり、お茶工場の中にあるお茶カフェってなかなかないので、ここに足を運んでいただいて、茶産地の全てを味わっていただきたいという思いで作りました。」
両河内のお茶は、静岡茶市場の新茶初取引で、30年以上連続最高値をつけるほど。しかし、リーフ茶の消費が低迷している今、せっかくいいお茶を作っても買取価格が安く、飲んでもらえる機会も少ない。
「そんな中、お客様の間口を広げたい。自分たちの作ったこだわりのお茶を適正価格で販売して、おいしいお茶をお客様に味わってもらいたいという思いでカフェ兼直売所を作りました。」
茶工場で、クールにポーズを決めているのは…「私と同世代の茶農家の後継者です。日本茶を新しい形でPRしたいと思い昨年結成しました。」ユニット名は「CHANO-KA」。20代から30代を対象に、イベントや商品をプロデュースしている。茶農家の2代目が抱く、未来への思いは…
「若い世代へ日本茶の魅力をもっともっとPRして、新しい形で静岡の茶産業を盛り上げていきたいです。」