放送内容
2019/4/23(火)夜9時54分放送「#144~梅ヶ島くらぶ~」
標高約1000メートルの梅ケ島。高地で栽培されるお茶は、香りが高くさわやかな味わいが特徴。現在、梅ケ島では高齢化が進み、耕作が放棄されたままの茶畑が多くなっている。そんな茶畑に注目したのが、5年前から梅ケ島に住み始めた辻美陽子さんだ。
「お茶づくりは初めてでした。地元の人たちに怒られたり励まされたりしながら、助けてもらいました。」
素人同然の辻さんが、お茶づくりを始めたワケとは?
「ずっと昔から大変な思いをして育ててきたお茶を、もったいないから活用させてもらいたいと思いました。」
お茶づくりを進めるにつれて、辻さんには、あるアイディアが…。
「現在、刈り捨てられている2番茶3番茶を何とか活用できるようになりたいなと思ったんです。」
どうにかして2番茶以降を活用できないか。作りあげたのが「紅茶」。辻さんは、地元の茶農家らと『梅ヶ島くらぶ』を立ち上げ、自前の工場で本格的な生産も始めた。更に、その紅茶を使って、さまざまな商品を開発。地域活性化を目指す、事業プランが高く評価されている。
「梅ケ島の紅茶やチャイを広げるために、新しい楽しみ方やカフェも作りたいです。」
そこには、地域活性を目指すNEXTが…。
「紅茶やチャイが色々な所へ出ていくようになると、梅ケ島が賑わってくるんじゃないかなって。若い世代が来てくれたり、そんな風になっていったらいいなぁと思います。」