放送内容
2017/10/24(火)夜10時54分放送「#73~袋井芋焼酎を育む会~」
『袋井芋焼酎を育む会』
袋井市南部、海岸地域の畑で、お芋の収穫が行われた。
参加した子供たちからは、「大きいのが取れたぞ~!」と元気な声。
この日、収穫されたのは、この地で古くから作られている「黄金千貫(こがねせんがん)」
その、さつま芋の黄金千貫から生まれたのが袋井の芋焼酎、幸浦(さちうら)。
元々この地域は、さつま芋やスイカの栽培で栄えた土地。
近年になって農地が放置され荒廃が進んでいた。そこで始まったのが、荒廃農地を使って、新しい特産物を作ろうという挑戦だ!
12年前から、行政と地元農家、酒屋や酒蔵が協力し、さつま芋の栽培と焼酎造りを開始した。
富士山の麓、富士宮の富士錦酒造。収穫された黄金千貫は、富士山の湧水で仕込まれ、およそ1か月かけて焼酎に生まれ変わる。
袋井芋焼酎、幸浦のことしの新酒は、今月26日から、袋井市内の酒屋さんで販売される、地域限定の焼酎だ。
袋井芋焼酎を育む会の大田さんは「荒れた農地を少しでも減らしながら、おいしい芋焼酎を作っていきたい。そして、この芋焼酎幸浦を袋井の特産品にしたいです。」
味と香りがスッキリとした芋焼酎幸浦を明日の活力に。