2024/4/9（火）夜9時54分放送『#379 島田市・地域と人をつなげる「無人駅の芸術祭」』

島田市川根町抜里。
放棄された茶畑に数多くの芸術作品が展示されている。

2～3月に大井川流域で開催された「UNMANNED 無人駅の芸術祭 /大井川」。
無人駅や空き家、耕作放棄地の畑など、誰もいなくなった場所や何もない場所に多くのアーティストが巨大な作品を製作、展示している。

芸術祭の発起人は「NPO法人クロスメディアしまだ」の大石歩真理事長。
「何もないところでも、そこには地元の人たちの豊かな暮らしがある。アーティストはそこに住む人々の生活や自然から感じたことを作品に表現しています。」と語る。

アーティストの一人は地元の人たちに何度も挨拶されながら手を振ってもらえたことに感銘を受け、竹で作った巨大な手のひらを茶畑に作った。
多くの人が作品を見るために足を運ぶことによって、その土地の生活を知り、多くの地元の人とつながることができる。

「将来は地元のなくなった祭りや空き店舗を活用しながら、みんなで地域を盛り上げる土台を作っていきたい。」