2022/5/3（火）夜10時54分放送「＃286 昆虫研究家」

菊川市を中心に活動している昆虫研究家の菅谷昌司さん。
自らナナホシテントウや、ホタルなどに扮し、県内の幼稚園や施設などで昆虫について教えている。

生き物全般が大好きだという菅谷さん。
中でも、特に昆虫が好きな理由は「地球上で一番繁栄しているのは昆虫。小さな体で一生懸命生きているのは、すごく勇気づけられるような気がします。」

今年、菅谷さんはもう一つの趣味であった切り絵を活かし絵本を出版。ミシシッピアカミミガメの子どもの冒険物語。

「外来種が悪者という扱い方をされているところがあって。ただ、外来種たちも元々は人の手によってこちらにやってきたわけです。この本を読んでもらって、命の大切さ、生物の存在意義を考えるきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。」

絵本の出版を機に、様々なつながりができた。
現在は企業と組んで昔ながらの自然を残す活動を計画している。

ただひたむきに生きる命を身近に感じてほしい。菅谷さんが目指すNEXTとは？

「この美しい地球がいつまでも美しくあるために、身近な自然が残っていくように。活動の輪を広げていきたい。それが私の夢ですね。」