2022/3/1（火）夜9時54分放送「＃279 ノンエイジコンサントレ」

お茶の国で生まれ育ったバーテンダーが開くダイニングバー「ノンエイジコンサントレ」。
店内のカウンターテーブルにはお茶を点てるための茶道具がある。これを使ってカクテルを作るそうだ。

井谷匡伯さん「生産者がしっかり作ってくれたお茶を一煎目で楽しんで頂き、そのお茶を使ったカクテルをこういう風に作りましたというのを、楽しんで頂ける様に仕上げています。」

県が運営する「世界お茶まつり」の企画では、生産者とコラボしてお茶のカクテルを掲載。生産者と関わることで感じたことも。
「皆さんお茶の未来を考えています。今までとは違う価値観をどういう風に作り上げていくか、すごく感銘を受けております。」

そこで井谷さんが考えたのが、お茶のカクテルと料理のペアリング。
「野菜の持つうまみとお茶の持つうまみが共鳴しあって、お互いのいいところが引き出されていく。カクテルの味わいだけが良くなるのではなく、野菜もおいしくなるように設定したペアリングになります。」

バーテンダーとしての立場からお茶の新しい価値観を導き出した。「様々な組み合わせが考えられると思います。すごい可能性を感じてますのでさらに追及していきたいと思います」

そんな井谷さんが思うネクストとは。

「静岡のお茶を使ったカクテルを提供することによって、世界でも色んなバーテンダーが静岡のお茶を使ったカクテルを提供してくれるような未来を考えています。」

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