放送内容
2021/12/28(火)夜9時54分放送「#270 終の棲家を考える会」
「終の棲家を考える会」のメンバーで行われた「ついすみ発表会」。
「終の棲家を考える会」、「ついすみ」は2019年4月に発足。終末期の医療と介護の現状について学び、自らの生活にいかし、さらに地域との交流で、その知識を役立てるための活動をしている。発表会では、「親と子供の良い関係」を題材にした寸劇を披露した。
会長の十河惇子さん「家族の大切さ、地域の大切さをいつの時期で自覚するかというのが、幸せな老後になるかどうかの分かれ道になるような気がしています。力を合わせて乗り越えるもの、そういうことが大事かなと思っております。」
発表会では会員による事例発表も。老後の親の介護に関わっての実体験を話す機会にもなっている。他にも、専門家の講演なども行っている。
「介護施設とか病院だけで過ごすということ、そういう選択肢ももちろんあるわけですが、在宅というものをもう少し見直していく。そういうことをすれば希望する本人も、支える家族も安心するんじゃないでしょうか。」
自分らしい最期の暮らし方を考える“ついすみ”。この先に願うことは。
「終の棲家があるということは素晴らしいことだし、私たちの活動を見ていただいて、その人らしい花を咲かせていただきたいなと思います。」
(ついすみHP) https://sekomamagenki.jimdofree.com/