2021/07/20（火）夜9時54分放送「＃249 さすき園」

足湯にドッグスペース、そしてアスレチックで楽しそうに遊ぶこどもたち。

ここは、公園でも遊園地でもない。島田市の「お茶のさすき園」。

さすき園・大塚隆秀さん「親子3世代が楽しめるお茶屋をコンセプトとしています。お母さんはお買い物、お子さんたちはアスレチック、おばあさん、おじいさんたちは足湯に入っていただく。」

「最初はきれいなお店で、商品を上品に並べておけば、お茶が売れると思ってました。ところが、お茶のお客さんというのは、基本的に女性が多いです。女性のお客さんにはお子さんやお孫さんがいらっしゃる。お子さんやお孫さんが飽きずに長い時間いれるような、そして、楽しく買い物ができるようなそんな空間を目指しています。」

そうして、行きついたのが、「さすきランド」と銘打つ今のスタイル。

「世の中はどんどん時代とともに変わっていきます。その中で時代のニーズに合わせてさすき園も変わり続ける。」

今年に入って始めたのが、さすき園発着のバスツアー。

「コロナの時代、この地元を知っていただいて楽しむツアーをわたくし共が計画できればと思って、基本的には少人数のマイクロツーリズム。」

茶畑の倉庫を改装したカフェスペースでは自慢のお茶をふるまう。島田の町を一望できるツアーは好評だ。

時代のニーズにこたえ、変化を恐れない。次に描いているビジョンがある。

「ここは一大子育て広場。建物があって、そこで子育てをしながら、ちゃんと仕事ができる、そんな空間を作りたいと思っています。」

https://sasuki.jp/