放送内容
2021/7/6(火)夜10時54分放送「#247 茶の間(するが企画観光局)」
静岡市清水区の山間部、両河内。標高350メートル「茶畑」のど真ん中に現れた究極のプライべート空間『天空の茶の間』。
息をのむ絶景を楽しみながら、その土地のお茶がいただける予約制のプライベートティーテラスだ。
静岡の観光活性化に取り組む「するが企画観光局」と生産者がタッグを組んで2年前にスタート。 するが企画観光局・鈴木杏佳さん「県外の方たちに直感的に、おもしろそう行ってみたいと思ってもらえる場所を作りたいと思った時に、茶畑の中で、その土地のお茶を飲むサービスっていいんじゃないかなと。」
現在、地域の特色を生かした個性豊かな茶の間を県内6か所に展開。県外からも多くの利用客が訪れている。新たな観光資源に、近年、多くの課題を抱える茶農家たちも期待を寄せている。
茶農家・片平次郎さん「お茶は飲むだけじゃなく目で見て楽しむものだったり、こうやって体感して楽しむものっていう、色んな可能性があるって分かってきたので、もっと日本中でこういうことが起きたら面白い日本茶の世界が出来ていくのかなと思う。」
鈴木さん「この茶の間に観光で来ていただいた方がお茶を購入して、お茶を生活に取り入れていただけるように色々な工夫をしていきたいなと思ってます。」
新しい生活様式に合わせて、密を避け、茶の間でウェディングフォトを撮影するプランも開始。ニューノーマル時代の新しい静岡茶の可能性を提案している。
鈴木さん「静岡が産地と呼ばれなくなったり、お茶農家さんがどんどん少なくなってしまうのは正直さびしい。静岡のお茶を守って、課題でもあるお茶の消費につなげていける仕掛けをしていきたいと思います。」