放送内容
2021/2/16（火）夜10時54分放送「#228～ビアホップおおいがわ小林浩樹さん～」
島田市の市街地から車でおよそ1時間。 山深い笹間下でビールの原料となる、ホップの栽培に挑戦しているのは、小林浩樹さん。
音楽フェスの開催や、藤枝のB級グルメせとやコロッケの開発など、昔から地域おこし活動を行ってきた小林さん。その地域に対する思いとは？
「地域おこしっていう形で行動していたワケでは無くて、地域の人が好きだったし、地域に集まってくる人が好きで、一緒にワクワクするような活動をしていたのが、地域おこしに繋がっていったと思います。」
そんな小林さんが思う最強のコミュニケーションツールがビールだ。去年から始めたホップ栽培、それは苦労の連続だった。
「ゼロからのスタートだったもんですから、ネットで、苗を買おうとしたんですけど、返事が戻って来なかったりだとか、日照不足だったりだとか、カモシカに食べられてしまったりだとか、いっぱいありました。」
小林さんとビール造りの苦楽を共にした清水さんはこう語る。
「本当に色々苦労はあったんですけれども、あの1歩ずつ進んで行く達成感？何よりもそれが喜びで苦労って言うのは飛んじゃいましたね。」
こうして完成した、おおいがわホップのビール。その味は？
「フルーティーな柑橘系の香りがして苦みが少ない。女性にも大好評でした。」
ホップの更なる向上を目指し動き出した小林さん。そのビールにかける思いとは？
「ビールは人と人とをつなぎ、産業や文化に広がって行きます。飲む人も作り手も、どんどん広がって行く事業にしていきたいと思っています。」