放送内容
2020/12/15（火）夜10時54分放送「#221～絵本作家・むらまつけーじ～」
藤枝を拠点に活動する絵本作家・むらまつけーじさん。パステル調の色味で描くユーモラスな動物たちが印象的。その画風は、その経歴を聞けば、納得。
むらまつけーじさん「もともと幼稚園の先生で働いてたんですけど、子供たちが色んなことに挑戦したり、していくのを見ているうちに、もう一度、夢を追いかけてチャレンジしたいなと。その中でやはり子供と関わる仕事はずっと続けていきたかったので、絵本かなと思いました。」
そうして始まった絵本作家への道。
「作家になると決めてから1年間は、自分のキャラクターを作って、そのキャラクターを毎日、いろんなものとコラボして、SNSで発信していました。」
オリジナルキャラクター・バクちゃんの変遷に、摸索の過程が見られる。一方で地元で地道にワークショップを行った。そんなとき、ある依頼が舞い込む。
「岡部支所から連絡をいただいて、岡部の昔話を絵本にしたい。」
これが、なかなか…「難しかったですね。特に、話の筋を変えずに、自分なりのアレンジを加えて、見た方が、違うよって言われないように、一番意識して描かせていただきましたね。」
さらに今年、異色のコラボレーションを果たした。地元・大慶寺の月替わり御朱印の作成。住職とむらまつさんが小中学校の同級生だったことで実現した。
「二十四節気や、七十二候にアレンジを加えて、描くっていう。すごく楽しいチャレンジでしたね。」
最近は、自分史の絵本作成など個人の依頼も増えた。
「成長は止めちゃいけないと思ってるし、どんどん進化しつづけなきゃいけないと思ってるので、スタイルってのを身に着けて、自分にしか描けないものをこれからも描いていきたいなと。」