放送内容
2020/9/22(火)夜10時54分放送「#210~リアル野球盤~」
「リアル野球盤」は、その名の通り、実際に人が動いて行うレクリエーションゲームで、卓上で行う野球盤のルールは、そのままに、専用の投球器から転がしたボールを、スティックで打ち返し、転がった先の結果で、出塁や得点を決める。
このリアル野球盤を考案したのは、島田市を拠点に活動する、鈴木久雄さん。
「笑顔と適度な運動が、介護予防に良いとうことで、あとは誰でもできるということで、本当の野球と同じように、ホームランを打った時の気持ちよさとか、ギリギリで捕れたとか、そういう時の嬉しさが体感できるのですからね。子どもさんからお年寄りの方まで、楽しくやってくださっています。」
鈴木さんは、2004年頃から活動を始め、体験人数は、のべ1万人以上。各地域での交流試合も盛んになってきた。専用の用具は、鈴木さんの考えに賛同した地元住民や企業の協力によるものだ。しかし毎年9月に開催してきた「大会」も、今年はコロナの影響で中止に。そんな中でも楽しめるよう、1対1で行うファミリー版の用具も開発した。
さらに現在、北海道日本ハムファイターズの新球場誕生に向けて、「リアル野球盤」を活用したファンとの交流や健康増進を目的とした、プロジェクトが動き始めている。期待も大きい「リアル野球盤」の未来とは!?
「島田にも、大勢の方が協力して下さって、ここまで来れたもんですから、地域への恩返しっていう意味でも、リアル野球盤の全国大会を、この島田市で行えればいいなと、頑張っていこうと思っています。」