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放送内容

2020/9/15(火)夜10時54分放送「#209~大和神榊~」

日本の伝統「神棚」。その神棚に飾られるのが「榊(さかき)」。古来より、神が宿る依代としての役割を担ってきた。島田市で20年ほど前から農業資材の販売やコンサル業を営む宮園義実さんには以前からある悩みがあった…。

「最近は地元の農家が、高齢化でどんどん減り、放棄地がどんどん増えていて、長年お世話になった茶農家さんを助けたいという思いで、取り組んでいます。お茶の土壌は、酸性化しており、農業としての野菜栽培は難しい…。」

そこで、目を付けたのが「榊」だ。宮園さんは、現在流通する「榊」のうち、国産は、全体のわずか10%以下だと知った。「榊」は、お茶と同じ「ツバキ科」。お茶畑の再活用に、最適の植物だった。

「国産の榊は、従来は、山採りということで、山に行って、管理されていない榊をとるっていうことで、品質が葉っぱが欠けたりして良くなかった。我々は、農業としての栽培をチャレンジしているということで、高品質な榊で飾りたいというふうに思います。」

『祈りや文化を、国産の榊で受け継ぎたい。』そんな思いを込めて、「大和神榊(やまとかみさかき)」と名付けた。

宮園さんのアイデアが評価され、おととし開催された「志太ビジネスグランプリ」では「大賞」を受賞。コロナ禍でも、一定の需要が見込まれ、新たなビジネスモデルとして全国からの視察も多い。去年植えた「榊」が、来年、初出荷を迎える。

「この榊の栽培を通じて、静岡県から発信した榊栽培の技術を、全国のいい農家に指導して、広めていきたいです。」

https://www.yamatokamisakaki.com/