放送内容
2020/2/25（火）夜9時54分放送「#185～子供たちにモノづくりの楽しさを！～」
電機メーカー日立のOBが小学生を対象にモノづくり教室を開催している。日立清水理科クラブは、2012年に設立。元技術者の経験と知恵をいかし、約20名が活動している。
代表・山下徹治さん「このクラブを設立するきっかけは、子供たちの理科離れ科学離れという世相を受けてのことでした。我々プロの技術者が科学の楽しさ、モノづくりの喜びを伝えることで、子供たちにきっかけを与え、地域に貢献できればという思いです。」
メンバーひとりひとりが専門家としてのアイデアを出し合い、教材作りをしている。「アイデアを温めて2年かけて完成したものもあります。お金はかけられませんが、常に感動を与えられる新しいものをと考えています。」
そのレパートリーは30種類以上。多くは科学の仕組みで動くものばかりだ。「教室では、工作を始める前に、子供たちに原理や技術を必ず説明しています。」科学の不思議を正しく教え、子供たちが理解した上で作ることが大切だという。
日立清水理科クラブは他にも、地域の学校に出向き、理科の授業や理科系クラブ活動の支援も行っている。
「子供の感想文を見るのが一番うれしいです。作るのが楽しかったとか、またこの教室に来たいとか。一番の励みになります。」子供たちに教える科学とモノづくり。
「これからも子供たちの完成を育てる機会を提供していきます。」一緒に作りましょう！