2020/2/18（火）夜10時54分放送「#184～バリアフリー布絵本～」

バリアフリー布絵本作家・山本敬子さん。バリアフリー布絵本とは、年齢や障がいに関係なく触って遊ぶ布絵本のこと。

「子どもたちが指先を使って遊ぶっていうのは、とても想像力豊かにして、情緒を育むことだと思ったので、そういうことを始めたいなと思いました。布は、温かみがあり優しい手触りです。それに触れて、やっぱり子供の心も丸く柔らかくなるんじゃないかなと思います。」

山本さんが作る布絵本は、オリジナルのストーリーがあり、遊びの中に、日常生活で覚える様々なアイデアが盛り込まれている。子どもたちは、楽しみながら大人になっても役に立つことをいろいろ身につけていく。

「作る楽しさもあります。考えてアイデアを出して作ることも、もちろん好きですけれども、子どもたちが『ワアワア』言いながら、それを使って遊んでくれてるところはうれしいですよ。作った甲斐あると思いますよね。」

「触って遊べる布絵本ですから、皆さまが楽しんでいただけるような作品を作っていきたいと思います。大きくなっても活かしてくれたら、うれしいかなと思います。子どもばかりじゃなくって、高齢者の方とか障がいを持っている方の機能回復のリハビリにも使えますので、そういうところにも、役に立ってみたいなと思いますね。」