2019/12/24（火）夜10時54分放送「#177～浅西ささげ～」

袋井市浅羽西地区。ここで世代を超えた交流イベント「昔の農業体験プログラム」が行われた。高齢者が昔ながらの農業を子供たちに教え交流を図るイベントだ。

鈴木保さん「この地区は高齢者の生き甲斐、遣り甲斐を見出す事業として昔の農業体験という形で子供たちと異世代交流の事業を行っております」

この地区では高齢化に加え遊休農地の拡大も大きな問題となっていた。

「これがささげ豆です。赤飯とかぜんざいになります」

ささげ豆は地力の低い畑でも育ち、手間がかからない豆。ここでは「浅西ささげ」という名前で作っている「高齢者に栽培や管理をしてもらい自宅に籠っている方が少しでも出てもらう。そして遊休農地を減らすことができているのでは」

自分たちが育てた「浅西ささげ」の選別作業などを子供たちと一緒に行う事で参加者にも笑顔が見えた。

こうした交流以外にも「浅西ささげ」の販売などに高齢者の方が積極的に参加している。「高齢者の方がすごいイキイキして子どもたちに指導している所を見て感激しています」そんな鈴木さんの目指すNEXTとは・・・

「浅西ささげと言う名前でやっていますがブランド化して地区を元気にしていきたい」ささげ豆の力強さをこの地域にも・・・