2019/8/20（火）夜10時54分放送「#159～掛川ビール～」

城下町広がる掛川市。ここに去年4月、新しくクラフトビールの醸造所が誕生した。カケガワファームブリューウィング。

代表の杉浦健美さん「掛川に地ビールってないな～って。ビールだったら面白さやチャレンジのしがいがあるなって。」

もともと農業をやっていたという杉浦さん。飲食で何かこれから残っていけるものを考えたとき、それが『ビール』だった。

「やろうと思ってから3年かかりましたね。全国の醸造所を見て回りました。」

最初に作ったクラフトビールは掛川の特産でもあるほうじ茶とイチゴを使ったビール。

「完成したときは、嬉しかったですね。思っていた以上のものが出来上がった」

最初の1年で販売したビールは80種類以上。半分以上は静岡の素材だ。そこには農家の実情も…

「食材は時季や静岡というところにはこだわるけど、もう1つ、農家さんが市場とかには出せないけど味は変わらない、もったいない食材を救いたいっていう思いもある。」

今年に入りビンビールも完成。地元の一部スーパーや観光施設へ。このラベルにはある思いが…

「今の掛川って3つの街が合併してできた。もっとこの3つが絡み合えたらなって想いで三角の形。小さく3つの街の頭文字を入れてるんです。これは自己満」

「掛川のどこのスーパーにも置いてもらいたい！そして地元の人が掛川の有名な物を答えるときお茶とかと一緒に“掛川ビール”と言ってくれたら嬉しい！」