放送内容
2019/2/12(火)夜9時54分放送「#135~TEA HERO選手権~」
『TEA HERO選手権』
全国屈指の茶産地牧之原市で、小学生たちによる熱い戦いが繰り広げられた。古くから日本に伝わる「闘茶」の大会だ。主催するのは、JAハイナン青壮年部の皆さん。
(青壮年部太田さん)
「市内の9つの小学校で予選をやりまして、予選を勝ち抜いた子が今日来て、やりました。5種類のお茶を用意して、第1審査は、見た目とか香りとかで判断して当ててもらう。第2審査は、お茶を淹れて味や香り、色などで判断してもらう。難しいと思います。(自分でも)満点とれないかもしれません。急須で飲まれる方も減ってきて、もっと若い、自分たちよりも若い世代に、お茶を好きになってもらったり、ひとつのきっかけになればいいなと思って始めました」。
「闘茶」を通じて、地域茶業への知識とその魅力を…。
10年前に始まり、いつしか地域の一大イベントとなった「TEA HERO選手権」。経験した子どもたちは、その知識を生かし、お茶の魅力を発信!第一線で活躍する人も。
JAハイナンの増井さんは、初代チャンピオンだ。
「一番は牧之原茶の魅力を知れたことだ思います。今、茶業界は厳しい状況だと思うんですけど、皆が「なくなっては困る」と心の中で思っていると思うので、お茶の消費拡大にむけて尽力していきたいと思います。」
次世代によって広がりを見せる、牧之原茶の魅力。青壮年部の、目指すこととは…。
(青壮年部 太田部長)
「牧之原市だけじゃなくて、隣の市であったり、他のJAさんであったり、協力しながら大きな範囲の大会もできたら面白いんじゃないかとは思っています。」
夢は全国大会!ヒーローたちが明るい未来へつなぐ。