放送内容
2019/1/22(火)夜9時54分放送「#132~河津桜守人の会~」
『河津桜守人の会』
2月の上旬から花を咲かせその美しいピンク色で町を彩る河津桜。
毎年90万人以上もの人が訪れるそんな河津桜を見守る人々がいる。
11月。850本もの河津桜が並ぶ河津川沿いで作業を行う人々は、河津町の有志によって設立された「河津桜守人の会」のメンバー。
森田光衛さん「枯れ枝抜きとか重なりとか、風貌をよくするために、いい花が咲くように努めています」。
会では定期的な剪定作業以外にも河津桜についての講習会などを行い河津桜の保護育成を広く呼び掛けている。
必要性について専門家の加藤樹木医は「海側のほうはすでに50年ぐらいになります。原木が60年を過ぎておりまして、ソメイヨシノでは障害がでてくる時期と重なってきます。まだお手本がないという状況が河津桜についてはありますので、全国の河津桜を植栽されている皆さん方も、今後どういう風に生育していくかということを注目している時期だと思っています。」
そんな河津桜を見守るためにある取り組みが。河津川沿いの桜一本一本につけられたプレート。
「このナンバープレートは850本全部網羅しており、これを付けることによって、どこの木の調子が悪いということを町民一人一人が見てもらえるように。この桜が河津の宝になっていますので、これをどう守っていくかそれがテーマだと思います」
そんな河津桜が 今年も早春を告げる。
「僕たちが一番ほしいのは、去年よりも今年のほうが花がきれいだよとか、来年も来るよという声をかけてもらうことが、私たちの力になると思います」
河津へこらっしぇ~よ!