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放送内容

2018/10/2(火)夜9時54分放送「#118~キウイフルーツで掛川を活性化~」

『キウイフルーツで掛川を活性化』

掛川市でキウイフルーツ農園を営む平野正俊さん。およそ10ヘクタールもの広大な農園で、80種類ものキウイを栽培している。茶農家に育った平野さんが、はじめてキウイに出会ったのは、20代のころ。

「アメリカで農業経営の勉強をしていた時に、大学で新しく研究のために取り入れられていた果物、それがキウイフルーツだった。最初はジャガイモに毛がはえている印象で、とても果物とは思えなかったです。ところが、カットしてみると色鮮やか、食べてみるとまた驚き、本当に爽やか。これは今までにない果物だと思いました」

42年前、ティースプーン一杯のタネをもって帰国し地元掛川で栽培をスタート。

「キウイはタネでまいて、最初になるのに、8年かかるんですね。最初は、ひとつとかふたつが徐々に増えていって、17年くらいがピークになって生産体制が整うようになってきます」

長い年月をかけ80品種まで増やした。中には、平野さんが生み出したオリジナルのキウイも多い。

「特徴的なキウイ、それをお届けするには、直接、利用する人たちと繋がることが大切だと思いました」。

出荷販売を目的とした生産農園をやめ、体験学習型の農園をオープン。来園者は、キウイがたわわに実る木の下で、完熟キウイを食べることができる。

「農園というのは様々な魅力があります。自然に支えられています。その自然も含めた、農村農業の環境をお伝えするということでスタートしました」

ふるさと掛川で、平野さんが目指す先は…。
「このような活動が、掛川にとって交流人口の拡大や観光の振興であるだとかそういうことに多いに繋げていきたい。そういうふうに考えています」。

★キウイフルーツ・カントリーJAPANホームページ:http://www.kiwicountry.jp/