放送内容
2018/8/28(火)夜9時54分放送「#114~ふじえだフェルム~」
『ふじえだフェルム』
藤枝市滝沢(たきさわ)、椿山(つばきやま)の頂上付近、この山の中の畑で育てられているのが…「藤枝産のカシス」だ。
生産者は「ふじえだフェルム代表」青木 誠悟(あおき せいご)さん。静岡大学農学部と連携して始まった「藤枝カシスプロジェクト」。青木さんは4年前からカシス栽培を始め、現在およそ700本の木を育てている。
「カシスは、ブルーベリーに似た爽やかな酸味が特徴の果実で、ビタミンCも豊富で女性に非常に人気のある果実になっています。ここ静岡では、紫色の実が6月頃に生ります。」
6月下旬、色づきのいい1センチ程の実を選んで一粒ずつ手作業で収穫。毎年量を増やし今年は、およそ100キロのカシスを収穫。このカシスは、地元の酒蔵「志太泉酒造」で日本酒に漬け込み「カシス酒」に加工される。
「地元の酒米と、お水で出来た日本酒に藤枝産のカシスを漬け込んでオールで出来たカシス酒『姫のみ』です。カシスの味わいにスッキリした日本酒が合さり上品な味が特徴です。ルビーの様に輝くお酒です。」
「毎年、このお酒を楽しみにして下さっている方がいらっしゃり、とてもうれしいです。今年はカシスの実も非常にいい出来でしたので完成がとても楽しみです。」
さらに、地元、藤枝のジャム工房がカシス酒に使われた実をカシスのリキュールジャムに加工されている。
「近い将来、藤枝を日本一のカシスの産地とし藤枝と言ったら『カシス』、と言う風になっていけるように頑張って行きたいと思っています。」