放送内容
2025/12/9(火)夜10時54分放送『#461 牧之原市 防災すごろく「ソナ」で地域の命を守る』
牧之原市にある榛原高校。

ここには世界と地域を繋ぎ、社会課題を探究する部活・グローカル部がある。

その中の生徒が地域の命を守るための新しいツール、防災すごろく「ソナ」を開発。
開発したのは、チーム「ここよ!避難所プロジェクト」の好沢海詩さん、油井小夏さん、髙塚結友さんの3人。

防災すごろく「ソナ」は小学生を対象にした議論ができるすごろくゲーム。わかりやすい表現と視覚的に楽しめるようデザインを工夫し、正しい防災知識を取り入れるために地域と協働して作成してきた。開発のキッカケは、避難訓練の参加率が下がっていることや高齢の方が避難を諦めてしまっている現状を知り、防災のことを楽しみながら身につけて欲しいと思ったため。

ことし開催された「高校生MIRAI万博」では、364チームの中から見事最優秀賞に選出。その結果、大阪・関西万博のシャインハットのステージで発表し、多くの人に「ソナ」を知ってもらうキッカケに。
防災すごろく「ソナ」は、すでに地域でも活躍。牧之原市内の小中学校で防災学習としてソナを活用している。
「今後の目標は『ソナ』を全国に広めていくこと。『ソナ』をキッカケに災害が起きた際、逃げようという意思を持つ人が増えてくれたら。」と好沢さんは語る。
https://www.city.makinohara.shizuoka.jp/soshiki/4/58422.html