2025/10/28（火）夜10時54分放送「#455 菊川市 愛犬を被災地に！災害救助犬静岡の活動」

災害救助犬静岡では、地震や台風・土砂崩れなどの被災地で、行方不明者を捜索する犬を訓練している。

専務理事の杉山和平さんは、阪神・淡路大震災（1995年）で災害救助犬が活躍したことを知り、静岡での必要性を感じて、　活動を始めた。

「静岡は海と山に挟まれ、大きな河川も多い。東海地震の際には犬がいないと行方不明者を探すのに困る。」と話す。

訓練を受けているのはペットとして飼われている犬たち。飼い主が愛犬を災害救助犬として育てるために参加している。参加者の一人は「かつて住んでいた台湾が地震で被災した際に、災害救助犬にお世話になった。実際にそのお返しになればと思い参加している」と話す。実際に熱海での土砂災害や、能登半島地震での被災地などで活動している。

杉山さんは各地の防災訓練や防災教室に出向き、多くの人に災害救助犬を知ってほしいとうったえている。

[災害救助犬静岡HP] https://www.drd-shizuoka.dog