放送内容
2025/7/15(火)夜9時54分放送『#441 焼津市・地産地消のブックカバーで魅力を発信「焼津谷島屋」』
県内に4店舗展開する書店、焼津谷島屋。

ここでは、ユニークなブックカバーを作成し焼津の魅力を発信している。作成に携わっているのは、登呂田店店長・鈴木正樹さん。

鈴木さんは、新しいブックカバーを取り入れたいとなった時に、地元のイラストレーターのやまむらともよさんと協力して、2016年に新しいブックカバーを作成。

そのブックカバーは、焼津の代表する魚、マグロとカツオを取り入れたデザインになっている。
デザインだけではなく、使用する紙にも焼津ならではのこだわりが。
焼津の企業に提案してもらい、古くなった紙幣を再利用している。仕上がりが、焼津の名産品の黒はんぺんのような色合いと感じ採用したいという。

当初、ブックカバーは2016年から半年間だけの提供予定だったが、好評につき、現在に至るまで愛され続けている。また最初は文庫サイズのみだったが、今では文芸書サイズに対応した大きいカバーも用意している。
登呂田店では地元で活躍する作家応援棚を設置し、地元を盛り上げる活動も行っている。

「地元に根付いた書店として、日々何ができるか模索している。そんな中で僕らしかできない書店の魅力、焼津の魅力っていうのを伝えたい。」と、鈴木さんは語る。