放送内容
2024/11/5(火)夜10時54分放送「#408 牧之原市・荒れた茶畑を活用しレモン栽培」
お茶どころ牧之原市では10月からレモンの収穫時期を迎えている。
その名も「波乗りレモン」。サーフィンが盛んな土地柄から、そう名づけられた。
レモン栽培に励むのは堀内虹弥さん。
波乗りレモンは「酸っぱい幸せ。」というキャッチコピーで、酸味があり皮も香りも楽しめるレモン。生産のキッカケはお茶農家の高齢化と需要の減少により、手つかずの茶畑が増加したこと。
そのような土地をお茶農家中心に、なんとかしようとレモンの栽培を1年前から推進している。
牧之原は、全国トップクラスの日照時間と冬でも温暖な気候のため、レモン栽培との相性は抜群。
手入れのしやすさに加え、お茶狩りの時期とも被らないため、生産者は年々増加。さらに、抜いた茶の木を炭にして畑に埋め戻すことによって、もう一回新しい作物にするという循環型の農業となっている。
地域おこし協力隊としても活動する堀内さんはPR活動にも尽力。その結果、地域のお菓子屋や事業者からレモンのケーキやレモンを使った緑茶といったコラボ商品も提供。
堀内さんが思い描くNEXTとは?「牧之原を中心に周辺の市・町を巻き込んで、静岡県全体でレモンをブランド化して、全国に波に乗せて届けていきたい。ゆくゆくは日本トップクラスの産地にしていきたい。」