2024/10/22（火）夜9時54分放送「#406 牧之原市・相良高校ビジネス部 商品開発で地域貢献」

牧之原市の県立相良高等学校のビジネス部では、地元で不要となった茶葉を使って、独自の商品開発を行い「相紅茶（あいこうちゃ）」として販売している。

顧問の堀川順也教諭は「ビジネス部は、牧之原で使われなくなったものを活用して、地域の課題に取り組みながら、ビジネスという手法を通して解決していくことを目的としている。」と語る。

他にも茶葉を使った草木染めや、海岸で拾ったシーグラスを使ったアクセサリーの製作など、地元の企業や専門家の協力を得て、持続可能な商品開発を行っている。

完成した商品は地元でのイベントや文化祭で販売する。商品の開発・販売を通してビジネスの手法を身に着け、牧之原市の課題や環境問題にも取り組む。

時には地元のスパーマーケットを訪れ、商品を置いてもらおうと商談することもある。

堀川教諭は「ビジネス活動を通して地域の多くの方々と関わりを持って、環境問題や地域活性化に貢献してもらえれば」と願っている。