放送内容
2024/10/8(火)夜9時54分放送「#404 島田市・学生が音響技術を応用した医療機器開発」
工業技術者を目指す生徒が多く通う島田工業高校。放課後、情報電子科に在籍し放送技術班として活躍する生徒たちが音響技術を応用して医療機器開発をしていた。
そのメンバーの一員が曽根光葵さん。普段はステージの音響や照明、ライブ配信などを行っている。
開発のきっかけはコロナ禍による放送技術班としての活動減少。実際に開発したのは「耳鳴り抑制装置」。
人間の聞こえる高さの音をヘッドホンで聞かせてあげることで、耳鳴りの抑制を狙った装置。曽根さんの先輩が耳鳴りに困っているというところから、開発をスタート。他のメンバーは「デジタル聴診器」を開発。これら作品は様々な賞を受賞。企業の目にもとまり視察会も開催。
ことしの8月には、「アルツハイマー型認知症軽減装置」を開発。マイクから音声を拾って、その音声を人間の脳が活性化しやすい周波数に変換してアルツハイマーの軽減を促すという装置。
医療機器の開発で困った人々を支える。「僕らの開発した医療機器が実際の医療現場で患者さんやお医者さんの手助けになることを願っている。」と曽根さんは語る。