2024/2/20（火）夜9時54分放送「#374 焼津市・つなモビに乗って地域交流！」

焼津市の商店街を走るのは小型の電気自動車「つなモビ」。

地域と人とをつなげる観光用の乗り物（モビリティ）として試験運行している。仕掛け人は三島市で人と企業を結ぶマッチング事業を展開しているウサギ企画の森田創さん。

去年、焼津市から町を盛り上げる企画の相談があり「つなモビ」を発案した。利用客は時速20キロ未満の小型電気自動車に乗って焼津の街なかを移動する。ひとり600円で1日乗り放題（要予約）。

森田さんは「ゆっくりだからこそ街並みが手に取るようにわかる。港町の魅力や町の人情に気づいてほしい」と語る。更につなモビは 市内に33カ所の停留所を設置。焼津の名所や商店の前で乗り降りができ、「3ミニッツプロジェクト」と題して3分間の地元とのふれあいの時間も設定している。

商店で土産物を買いながら、お店の方から焼津についての話を聞くことができる。そこから焼津の魅力が多くの人に伝わり、移住先として考える人も出てくるかもしれない。

森田さんは「つなモビ」が日常的に運行することによって、外から来た人と地元が交流し合い、焼津に素敵な関係が生まれることを目標にしている。