2021/6/29（火）夜10時54分放送「＃246 古民家ＳＯＹハウス」

三保半島の玄関口、清水の折戸で金曜日だけオープンする古民家ソイハウス。

もとは明治42年に建てられた醤油の醸造所。築100年を超える古民家が、去年、地域のコミュニティースペースに生まれ変わった。

運営するのは、地元のラジオ局でパーソナリティーをつとめる山下ともちさん。

「地元のパーソナリティーというお仕事をさせていただくなかで、人と人、地域のつながりってすごく素敵だなと。もともと古民家が好きだってこともあって、もう一度ここに息吹が入れば、地域の皆さんのリビングになるんじゃないかなと。」

ソイハウスでは、マルシェをはじめ、絵本の読み聞かせや音楽会、伝統の味噌づくり体験など親子で楽しめる催しをいくつも開催。

運営スタッフは、山下さんをはじめ、その多くは、子育て中のお母さんたち。ソイハウスでは、子育て女性のサポートに力を入れている。

「ワーキングママの働く仕組み作りと題して、着物のリメイク。」

着物をリメイクし、ソイハウスのオリジナル商品として売り出し、販売が軌道にのれば、お母さんたちに自宅で製作を依頼。コロナ禍で仕事を失ったお母さんたちが子供の面倒を見ながら、収入を得られる仕組み作りを進めている。

「地域のコミュニケーションの場所づくりをひとつ確立させて、これがあればどこに行っても、全国に行っても、そういう場所を必要としている方たちがいたら、それを伝えていける。そういう場所がたくさん出来たら、そこに笑顔が広がると思うんです。そういったモデルもしっかりと作っていきたいと思っています。」

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