放送内容
2021/05/25（火）夜9時54分放送「＃241 農家と消費者を繋ぐオーガニック朝市」
静岡浅間神社の門前通り。この一角で毎月開催されるのが、オーガニック農家の朝市「センゲンサンデー」。始まりは6年前。発起人の一人となったのが、浅間通りでオーガニック食材の店を営む圷有恒さん。
「有機栽培農家が野菜を販売するチャンスが少ないんですね。もっとお客様に直接届けられる場所を作りたくてセンゲンサンデーを始めました。」
1985年から約30年間洋食店を営んでいた圷さん。オーガニック野菜を扱い始めたのは、その当時から。
「有機栽培をする農家というのは、その土地で太陽を沢山あびて、土の力を強くしてそこから出てくる野菜を作っているので非常に力強い野菜で、味が濃いというんですかね。」
有機野菜のおいしさを消費者が身近に感じることができる。それが「センゲンサンデー」。さらに、その魅力は他にも…。
「お客さんと農家の距離が非常に近くなったという印象があります。実際に農家から直接買うというのは、いろんな会話がそこでは生まれます。育ち具合はどうなの、ことしの天気で野菜は上手に育つんですか？とか農家と消費者が一生懸命そこで情報交換をする。そういう場になっているのが嬉しいですね。」
生産現場の知識もおいしさに繋がる。そんな朝市のネクストとは…。
「センゲンサンデーは、お客様と農家がつながる、そういった場になっています。こういった場が沢山これから生まれることを願っています。」