放送内容
2020/12/22(火)夜10時54分放送「#222~JA遠州中央・海老芋~」
磐田市の名産品、高級食材「海老芋」が旬を迎えている。
JA遠州中央・深谷浩史さん「エビのような模様と湾曲した形、これが海老芋の特徴です。きめ細やかなクリーミーな食感、煮崩れがしにくいという特徴があります。その多くが東京や京都が中心の料亭に出荷しています。」
磐田市は、海老芋の生産日本一!先人たちから代々受け継がれる歴史のある作物だ。
(生産者)「磐田というのは、条件があった。天竜川の水が豊富で、砂質で水捌けがいいところというのが、条件にちょうど合った土地ということで発展してきた。」
その美しい見た目を守るため、手作業による手間のかかる作業が必要。そのため、若手生産者が年々減少傾向にあるのが現実だ。磐田が誇る海老芋を次の世代につなげていきたい。そんな中、海老芋作りに挑戦する若者の姿が!
JA深谷さん「磐田市と協力をして海老芋の承継事業を始めました。」
この事業に、今年は2名の若者が参加。そのうちの一人が、柳沢さん30歳柳沢大地さん。
「ベテランの生産者の方に弟子入りする形で、1対1で教えてもらっている。すごくいい環境。」
生産者・鈴木保雄さん「農業に関心をもっていただいたのがとても嬉しく思っています。今後そのことを生かして、良いものを作って海老芋部会をリードして頑張ってくれたらなと思います。」
海老芋を次の世代へ、こうして歴史は繋がっていくのだ。
柳沢さん「こういう機会をいただいて、本当に感謝でしかないですね。」
深谷さん「日本一の産地を守っていきたいと思います。」