放送内容
2020/8/18(火)夜9時54分放送「#205~CSA不動産~」
「用宗だったら、出来るんじゃないかと思いました。」
JR東海道線で静岡駅から二駅。小さな漁師町、用宗。
CSA不動産小島孝仁社長「静岡駅からすぐ近くにありながら、本当に昭和初期のまま残っている町。そこに、海水浴場もあり、港もある。ちょうど歩いてですね、どこにでもいけるコンパクトなサイズ、その中に違う風景がある。これも、なかなか他にはない用宗の魅力だと思います。」
どこか、時代から取り残されたような、町の良さを生かしたい。
最初にてがけたのは、古民家3軒を改築した一棟貸しの宿「日本色」、同じく、リノベーションしたジェラート店ラ・パレット。新旧の融合は、新たな価値を生み出し、観光客が足を運ぶようになった。
「用宗を始めて今、3年くらいたつんですが、東京から移住して、弊社に入社したいという方が少なくないです。外国人もですね6人くらいですかね、この用宗の魅力に惹きつけられて入社してくれています。」
新たに取り組んでいるプロジェクトは、小規模商業施設。
「今回は新築なので、いかにこの今までの風景になじませるかということを大事にして、漁師さんたちの道具をしまう小屋がたくさんあって、その形を模して、作りました。屋根の形ですね。」
屋根の形にこめた、用宗へのオマージュ。その先に見つめるものとは?
「この用宗意外の全国の地方都市にも使えるような、なんか、そんなノウハウがね今、構築されているんではないかなと感じています。」