放送内容
2019/12/10(火)夜10時54分放送「#175~アローマメロン~」
ポルトガル語で「芳香」。その名前の通り、とろけるような甘味と上品な香りで人気の「アローマメロン」。温室メロン収穫量日本一の静岡が誇るマスクメロンのブランドだ。アローマメロンは、主に磐田市のメロン農家が栽培。長瀬春貴さんもその一人だ。
「メロンのネットというのは外皮にヒビが入って、修復しようとしてネットになっていく。水が多過ぎると、ネットが大きくはぜたり。水やりの調整が難しい。」
実は春樹さん、メロン栽培を始めて4年の婿養子。花織さんと出会い、結婚。当時勤めていた介護の仕事を辞めてメロン農家の道へ。
「付き合っているときに半年間お手伝いさせてもらって、一通りこのメロンが植えてからできるまでを体験させてもらって、楽しかったですね。」
とはいうものの、春貴さんにとっては全く知らない世界。数えきれない失敗も。
「義父さんからよく言われることなんですけど、失敗しないと成長しないよとよく言われます。」
今では専用のハウスも任されるようになった春貴さん。彼の存在は、磐田のメロン農家にとっても大きい。
毎日考えることは、アローマメロンのことばかり。子どもたちへの普及にも力を注ぐつもりだ。
「いいものいっぱい作ってそのメロンをたくさんの人に食べてもらってアローマメロンの知名度を高めていきたいと思っています。僕たち若い衆がこのアローマメロンを守っていきます。」