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放送内容

2019/11/26(火)夜9時54分放送「#173~佐鳴湖公園ミニSL~」

浜松市・富塚町。佐鳴湖北岸の公園で3月から11月までの月に1度、SLや電車を走らせる無料のイベントを2007年から開催している。

来場者は毎回500人以上、多い日には1700人。今や観光名所だ。主催は、ボランティアで活動している乗用鉄道模型の愛好家団体「浜松 ミニSLラウンドハウス」。

鉄道公園を作ったきっかけとは。
小倉慶久さん「ボランティアである場所へミニSLの運転会にいったわけです。子供の目がキラキラ輝いてたんですよ。自分も感動しましてね。子供たちに常に乗れる場所を作ってあげたいなぁと思ったのがきっかけなんですよ」

それから鉄道公園ができるまで、27年。さまざまな問題が立ちはだかっていた。

「なかなかいい場所がなくて、私自身も探し歩きまして、ここがいいんじゃないかあそこがいいんじゃないかと。市の方に許可をいただいてこの場所を使ってもいいよと。」

草木を刈ったり線路を敷いたり。多くの人の協力を得ながら、一から手作りの鉄道を建設。

「子供たちが喜んでくれて子供らしい姿を見せてくれる。それを見てる僕らも楽しいですね。それが一番うれしいですね。」

現在、浜松ミニSLラウンドハウスの会員は41名。若い会員も増えている。

会長・尾上昭博さん「鉄道の模型を通じて、モノづくりの面白さを知っていただいてお子さんが成長すれば、それが日本のモノづくりにつながればなぁと感じる部分はあります。」「将来、僕も運転手になりたいなとか。そういう夢を持たせてあげたい。これからもどんどん続けていきたいと思っています。」

子供たちの笑顔を乗せたSL。その線路は明るい未来へとつないでいく。

「浜松 ミニSLラウンドハウス」Twitter:https://twitter.com/sanaruko_slclub