放送内容
2019/11/12（火）夜10時54分放送「#171～島田帯うどん～」
島田市の観光名所「蓬莱橋」。そのたもとに佇む「やくなし茶屋」に1年前に突如現れた新名物、その名も「島田帯うどん」。絹のような美しさ。茹でると幅は5センチに。まさに帯を連想させるこのうどん。ツルツルともっとりした食感が特徴だ。
このうどんの生みの親は意外な人物。実は島田市にある防犯設備会社の社長。食とは程遠い企業が「島田帯うどん」を生み出した理由とは…
大島社長「私も仕事の関係で県外に出るんですけど『島田ってどのあたりですか？』とよく聞かれるケースが結構多かったんですけど、もう少し島田を全国にPRできるものがないかなというような考え方が第一歩ですね」
真っ先に思いついたのが、「島田大祭」別名「島田帯祭り」。日本三奇祭の一つに数えられる、島田が誇るお祭りだ。
「製造にあたっては、群馬県の工場と色々協議いたしまして『帯うどん』というくらいですから、当然それなりの帯の形、幅、長さ、これらを試行錯誤しながら考えてきました。」
発売以来、今年が初めての「帯祭り」。会場でも多くの人に振る舞われた。
「県外から島田に訪れた方に、お土産として持って行かれたり、あるいは島田の方が他の県へ行かれた時にそれがPRとなっていけばいいんじゃないかなという風に思っております。」
広く長～く愛されるように「島田帯うどん」の挑戦はまだ始まったばかり。