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放送内容

2019/10/29(火)夜9時54分放送「#169~御前崎エコクラブ~」

御前崎港の一角にある「エコパーク」。約7千坪。サッカーコート3面分以上の敷地に四季折々の草花が咲き誇る市民の憩いの場所。草取りや花の手入れなど、エコパークの整備に汗を流す『御前崎エコクラブ』。会員数およそ40名、環境美化を目的とした地元の奉仕団体。

ほぼ毎日、エコパークにやってくる会長の山本貴美枝さん。
「ここで私も生まれ育って、子ども達や近隣の人と交流が持てる場所が、このいい港にあるようにってことで、荒れていたところをきれいにしていこうってことで、みんなで始めてまいりました。」

20年前は、背丈を超える草木に覆われ、手入れが行き届かない、荒れた緑地帯だったエコパーク。山本さんを中心としたエコクラブのメンバーは、草木の手入れをはじめ、ビオトープや遊歩道の整備に取り組み、今では、400種類を越える草花が迎えてくれる表情豊かな公園へと生まれ変わった。クラブの地味な努力が評価され、ことし春には、緑綬褒章を受章。

「やはりここでの出会いが、子供たちもそうですけど、私たち大人もいい感じで歳をとっていく…地域への愛着とともにね、そこで、人づくりや地域づくりができたりすれば一番いいんじゃないかと」

秋には園児たちがどんぐり拾いに訪れたり様々な催しも行われ、エコパークは今、ふれあいにあふれている。

「企業との共同で、こういった公園もやりかたによって、喫茶店ができたりしたら…もっと違う分野で若い人たちが考える違う角度からの思いで、この公園もよくなっていくと思うので、そういった新しいデザイン性を持った考え方…そういった風もうんと入れてね、やっぱ住みやすい、楽しい、いい街になるようにいろいろ見聞を広めてやっていきたい!」