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放送内容

2019/8/27(火)夜9時54分放送「#160~遠州綿紬~」

「『遠州綿紬』とは懐かしさと温かさの中に新しさを感じる織物です。」

浜松市浜北区にある「遠州綿紬ぬくもり工房」。店内には、江戸時代からの手法で作られた色鮮やかな縞模様が特徴的「遠州綿紬」の雑貨が並ぶ。

大高旭さんは“遠州綿紬を残したい”その想いから、 2013年に“ぬくもり工房”という専門ショップをオープン。手のぬくもりを人から人へ、実際に感じることができる空間を作った。遠州綿紬は一台の織機で140mしか織ることができない希少な伝統工芸品。

「こちら見ていただくと分かると思うんですけど、この縞柄ですね。この第一印象が“遠州綿紬”の魅力かなと!」

伝統を次世代へ。しかしそこには一つの壁が…

「ここ10年くらいは高齢化が進んでいて職人さんの数も徐々に減ってきています。そこらを残していくためにもちゃんとしたアクションが必要かなと思っています。」

新しい取り組みとして、学校の授業で遠州綿紬を取り扱ってもらい小さい頃から生地に触れてもらう取り組みを開始。また、昔ながらのぬくもりを残しつつ、現代に溶け込むデザインにも力を入れている。

「遠州綿紬の歴史や職人の想いが伝わるような産業観光を目指していきたいです!そのうえで浜松といえば遠州綿紬と言ってもらえるような名産品にしていきたいです」

遠州綿紬ぬくもり工房:https://nukumorikoubou.com/