the NEXT ステキなあしたへ | Daiichi-TV

放送内容

2019/7/2(火)夜10時54分放送「#152~浅羽おっかさの会~」

袋井市浅羽で開かれた会合であるものが販売されていた。

「これが私たちが考えたおまんじゅうとどらやきです」

袋井市旧浅羽町で活動する「浅羽おっかさの会」の皆さん。普段は自営業などを行うお母さんたちだ。2005年、袋井市と合併した浅羽町。彼女たちは浅羽の名前が消えてしまう事に強い喪失感があった。

「本当に浅羽が無くなるって辛いと思いましたね。何か残したいって浅羽という文字を残したいっていうのは強く感じました」

浅羽の名を残す為、地場産品を使ったお菓子を作る案に行き着いた。

「こちらが小麦畑です。浅羽に特産品として小麦があるってことをこの会を立ち上げて初めて知りました」

浅羽には小麦を始め大豆やお茶など、和菓子作りに使える地場産品が揃っていて、地元の産地直売所でも販売されている。

「浅羽の小麦粉と豆乳、お茶を使ってを作りました」

浅羽の地場産品を使った「浅羽どんきちまんじゅう」
その名の由来は、この地で住民の幸せを願いながら即身仏になったといわれる、どんきち和尚からとられたそうだ。ここにも地元愛が感じられる。浅羽どんきちまんじゅうの販売は成功。第二弾の「浅羽きなどら」も販売。好評を得ている。

「今はお茶でクッキーを作ってみようかな。日持ちのするものを今また考えています。皆さんに馴染んでいただいて、いっぱい新しい新商品ができて、後世に名前が浅羽というのが残ればいいなと思っています」