放送内容
2016/8/30(火)夜9時54分放送「#18~浦川(うらかわ)歌舞伎保存会~」
『浦川(うらかわ)歌舞伎』
愛知県との県境、天竜区佐久間町浦川地区。人口1500人。
この町に150年受け継がれている歌舞伎がある。それが浦川歌舞伎。
舞台に上がるのは地元、浦川の人々。その中心となるのが浦川歌舞伎保存会。
会長の廣野勝也さんは自らも演じている。
「この歌舞伎が無くなれば、この町も無くなるという考えでいる」
この伝統が過疎が進む町の活力になれば…。
その思いを継ぐのが浦川小学校の6年生。
演目「白波五人男」は毎年6年生が演じる、浦川歌舞伎最大の目玉。
今年の6年生はちょうど5人。
通常は全ての役を男性が演じるが今年の6年生は女の子が4人、男の子はたったひとり。
北野谷泰梧(だいご)くんは「周りが全員女の子だから一番注目されるので、しっかりと強い演技をしたいです。」
歌舞伎を後世に伝えるもの。そして受け継ぐもの。
保存会の廣野さんが子供たちに託す想いとは…
「彼らがいつか背負って頂いて浦川の歌舞伎を継承してくれれば嬉しい。」
9月24日(土)いよいよ本番を迎える。