放送内容
2016/7/5(火)夜10時54分放送「#10~ミニシアター・夢町座(ゆめまちざ)~」
『ミニシアター・夢町座』
清水駅前銀座商店街にある夢町座(ゆめまちざ)。
大の映画好きである上田絋司さん(72歳)が、5年前にオープンした座席数わずか17席の映画館。
映画に魅せられ、自らオーナーになった上田さんは、「映画が世界を見つめる窓、かつて映画館がいっぱいあったから、小、中、高校時代にはいつも通っていた」
今では、商店街の副会長も務める酒屋のご主人。
そんな上田さんが夢町座の文字に込めた思いは…。
「夢のある町、夢のある商店街…。ちょっとオーバーかもしれないが、劇場の無い町は滅びるって言葉がどこかにあって。小さくてもこういうシアターがあることで、町の発展、商店街の活性化に寄与できるんじゃないか。」
映画で清水に人を呼びたい、上田さんは29年前に世界各国の名画を、清水の各地で上映する「清水映画祭」をスタート。
そんな、かつての映画少年が見つめるスクリーンの先にあるNEXTとは…。
「近い将来、清水国際映画祭にしたいなって…。この清水が映画の町として脚光を浴びるようになればいいなと思っています。」
そう話す上田さんの瞳は、映画少年時代の輝きのままだった。