放送内容
2018/9/18(火)夜10時54分放送「#117~農村風景を守り次世代へ~」
『農村風景を守り次世代へ』
のどかな田園風景が広がる、掛川市山崎。ここに「田園空間博物館 とうもんの里」がある。
とうもんの会・名倉光子さん
「『とうもん』というのは、漢字で書くと稲面て書いて「とうも」、あるいは田面て書いて「たおも」。ずっと田んぼがつながっている所をこの地方では「とうもん」って言ったりする。この風景はここに住む人にとっては原風景。この風景を守るためには、やっぱり田んぼを作ってくれる人がいないと守れないよなっていうのが私達の活動の原点。」
「とうもんの里」を運営するのは、地元農家の方々35人が集まる「とうもんの会」。
「この緑の風景って、やっぱり宝物だと思うんですね。この宝物をなんとかして次世代に残したい。そのために色々な活動をしています。農業体験、それから食加工体験では、豆腐作り味噌作り、あるいは自然観測、ウォーキングであったりというようなこともやっています。」
週末に行われる「朝採り市」は、掛川・袋井・磐田の農家が、収穫したばかりの農産物を出荷。毎回、大盛況。毎年9月には、新米祭りが開催される。新米の食べ比べやカカシコンテストなど新米の収穫に感謝するイベントが盛りだくさんだ。
また、農村の楽しさを子供達に伝える静大生主催のイベントも行われている。
「とうもんの里が子供達のフィールドになってくれることで、とうもんの風を感じて、この風を欲しいと思ったら、この農村の風景、あるいは、農業を守る。っていうことに繋がると思っています。」
「農村や農業のよさをいろんなツールを発信し続けていきたい。そんな風に思っています。」ふるさとの良さを次世代へとつなぐ。
★ホームページ:http://toumon-s.jp/