高校サッカーの取材をしていると、
強く印象に残る選手、指導者に出会うことがあります。
2017年、静岡市立清水桜が丘高校を初の全国選手権に導いた
白井海斗(かいと)主将(当時)。
エースとして大会MVPにも輝きました。
清水生まれの清水育ち。
幼少期からその才能は高く評価され、
小学時代は毎回のように大会最優秀選手。
中学時代は県内トップレベルの
エスパルスジュニアユースでエース級の活躍を見せます。
しかし、「ある事情」によりユースではなく清水桜が丘高校へ。
桜が丘高校では、片瀬晴城(はるき)コーチとの素晴らしい出会いが待っていました。
そこで白井さんは「人生の支えとなる言葉」をもらいます。
大瀧雅良監督や片瀬コーチの指導の下、全国大会に2度出場。
卒業後はプロを目指し、強豪大学へ。
しかし、大学3年生。
プロ入りに向け立ちはだかったのは、心臓病でした。
エプスタイン病という難病で、Jリーグの規定に抵触するといいます。
突然、ピッチで倒れることがあるかもしれない・・・。
実は、エスパルスユースに上がれなかった理由も、この病が原因でした。
「なんでサッカーをやっているんだろうと、初めて思いました」
その時、高校の恩師=片瀬さんがかけた 言葉とは。
そして、白井さんがJ1のチーム相手に起こす衝撃とは。
最後に、片瀬さんと再会し2人が語り合ったこととは。
2人の本音、思いに迫ります。
8月28日(日)
24時間テレビ 静岡版。
企画から担当し、私にとっても思いの結晶です。
VTRを通し、何かを受け取ってもらえれば嬉しいです。