磐田市東部に位置する「桶ケ谷沼」。別名「トンボの楽園」。 「桶ケ谷沼ビジターセンター｣細田所長「ここの桶ケ谷沼は、磐田市には結構多かった湿地帯で、自然環境が守られている所ですね。いろんな動植物、昆虫も見られる、そういう場所です。」 桶ケ谷沼では、これまで70種類ものトンボの生息が確認されている。中でも、今ではなかなか見られない「ベッコウトンボ」の生息地として全国的に知られる場所だ。 「ベッコウは、...[続きを読む]

大きな機械が騒々しい「ねじ工場」。ここで働く20代の女性たち。人は、彼女たちを「ねじガール」と呼んでいる。 興津螺旋株式会社。創業80年を迎えた、ねじ製造のトップメーカー。 工場には、ねじ製造にたずさわる女性社員がいる。 社長の柿澤宏一さん「事務員さんで入ったはずの女性社員が製造現場でお仕事をしてみたいと。それが『ねじガール』の始まりです」 元々、ねじ工場は男の職場だった。そこに女性が、ねじ職人に...[続きを読む]

緑豊かな、島田市川根町。この時期になると、大井川を雄大に泳ぐ「こいのぼり」 その数100匹。6年前から「こいのぼり」を上げているのは、川根のパパ達で作るKAWANE LOVE’S FACTORYのメンバー。 「自分たちの親の世代が、最初に始めたことだったんですけど、15年ぐらい前に一度途絶えてしまいました。もう一度、『子どもたちに見せてあげたいな』と思いまして復活しました」 代表の兒玉さんの本業は...[続きを読む]

標高約1000メートルの梅ケ島。高地で栽培されるお茶は、香りが高くさわやかな味わいが特徴。現在、梅ケ島では高齢化が進み、耕作が放棄されたままの茶畑が多くなっている。そんな茶畑に注目したのが、5年前から梅ケ島に住み始めた辻美陽子さんだ。 「お茶づくりは初めてでした。地元の人たちに怒られたり励まされたりしながら、助けてもらいました。」 素人同然の辻さんが、お茶づくりを始めたワケとは？ 「ずっと昔から大...[続きを読む]

静岡市の市街地から北へおよそ30キロ。わさび栽培発祥の地、静岡市葵区有東木。 恵まれた環境のもと栽培されるわさびは、去年「世界農業遺産」にも認定された。 そんな有東木で、地場産品を扱う「うつろぎ」。お店を切り盛りするのは、地元のお母さんたち、およそ20人。 「楽しいですよ、毎日がとにかく色々な方に会えるのがうれしい自分は一番幸せです。」 有東木に嫁いできた女性たちが働ける場所として、地元自治会がこ...[続きを読む]